2016年09月19日

ロイヤルな造形 王室御座船博物館

バンコクの王宮方面、チャオプラヤー川の西側にあるシリラート病院のすぐ北に、王室御座船博物館という施設があります。
タイ語では、
ピピッタパン サターンヘンチャート ルアプララーチャピティー
(พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติ เรือพระราชพิธี)

というようです。
長いですね〜。簡単には
ピピッタパン・ルアプララーチャピティー
(พิพิธภัณเรือพระราชพิธี phí phít phan rɯɯa phrá râat cha phí thii)

と呼ばれてるようですが、それでも長いかw

タイでは、数年に一度王室行事としてチャオプラヤー川を船でパレードするのです。
そのときに使用する船を展示している、というか、収容している船のドックを一般公開してるのがこちらですね。
数年に一回のお披露目で埃をかぶるより、公開して管理するほうがいいからでしょうね。

王室で使う権威ある船ですので、当然その造形は超一流!
国の威信をかけて最高の職人と莫大なお金をかけて作られているのは間違いありません!
それを見ておかない手はないですね!
というわけで、行ってまいりました!

入場料は100B(300円)もします。
プラス、カメラ代が一台につき100B。
結構なお値段ですな・・・

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王室御座船が4艘ですかね。
それにエスコート船などが4艘、旧型船が2艘。
順番に紹介します。
相変わらず写真が多くて、ネット環境が悪い方には重くてご迷惑をおかけしております・・・

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ヤック(鬼)ですね。

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船の名前はルア・アスラワーユパック(เรืออสุรวายุภักษ์)。
The Aaura-Vayuphak Barge。
細かいデータや解説はパネルがあります。

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後ろから見たヤック。
ドックが広いから若干薄暗くて見にくいのが残念。

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2艘目は、立派なナーク(ナーガ)。
ナークの王、アナンタナーカラートですね!

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なんと立派な鎌首!

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船名は、ルア・プラティーナン・アナンタナーカラーッ(เรือพระที่นั่งอนันตนาคราช)。
王室御座船。

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こちらに王室関係のかたがお座りになるんですね。

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船尾。長い!

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こちら、船首に造形がない小さめの船です。
それでも王室御座船なんですな。

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船名、ルア・プラティーナン・アネーッカチャーップチョンッ(เรือพระที่นั่งอเนกชาติภุชงค์)。
The Anekkachatphuchong Royal Barge。


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この船、よく見ると装飾の凝りようがすごいのです。

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小さなナーガ様がいっぱい。
こんなの近づいてみないと気が付かないですよ。
すごいなー。

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もう一艘小さいのが。

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名前は、コーンルア・トゥワイテープタワーイコン・サマイラッタナコーシン(โขนเรือทวยเทพถวายกรสมัยรัตรัตนโกสินทร)。
Steam of the Touy Thep Thawaikorn Barge


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こちらも細かいナーガ様がすごい!

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作る作業は気が遠くなりそうですね。

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こちらはでかい船です。クルッ(ガルーダ)ですね。
ナーガ様を両手に抱え自慢げな定番ポーズ。
クルッとナークは兄弟でありながら天敵同士です。

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クルッはタイ国の国章にも使われ、国の象徴です。
うーむ、かっこいい。

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船名は、ルア・クルッフーンヘッ(เรือครุฑเหินเห็จ)。
The Garuda Hern Het Barge。


ところで、このドックですね、柵がほとんどないので怖いんですよ。
夢中で撮影してるとドボンと落ちそうになっちゃう。
気を付けないと〜。

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さて次は、これまたすごい船です。
こちらは、ホン(伝説の鳥)の頭ですね。

このホン、お寺の屋根のてっぺんなんかによくいらっしゃいます。
チョーファーっていうんですが、神聖な場所を飾る象徴ですね。
タイで大人気の神様、プラ・プロム(ブラフマー神。エーラーワン廟でも祀られている)の乗り物でもあります。

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優雅なフォルム。

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船名は、ルア・プラティーナン・スパンナホン(เรือพระที่นั่งสุพรรณหงส์)。
The Suphannahongse Royal Barge。

王室御座船。

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お隣には年季の入ったナーガヘッドのエスコート船が。
これは味があってかっこいい!!

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船名は、コーンルアプラティーナン・シープラパソンチャイ(โขนเรือพระที่นั่งศรีประภัศรไชย)。
Steam of the Sri Prapassorn Chai Royal Barge。

第2次大戦でダメージを受けた、と書いてありますね。
もと王室御座船、ですね。

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そしてこちらは、ビシュヌ神がガルーダなさっている定番ポーズですね。
プラナーラーイ・ソン・スバン。

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船名は、ルア・プラティーナン・ナーラーイソンスバン・ラッチャカーン・ティーガーオ(เรือพระที่นั่งนารายณ์ทรงสุบรรณรัชกาลที่๙)。
The Narai Song Suban H.M.King Rama \

王室御座船。

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クルッ(ガルーダ)にプラ・ウィサヌ(ビシュヌ神)が乗っています。
クルッはプラ・ウィサヌ(プラ・ナーラーイ)の乗り物です。
この形態も定番で、タイのお寺ではよく見かけます。

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こちらも装飾がとても凝っています。
クルッですね。

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クルッがナークをいじめてるところ。

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ハヌマーンです。
口の中に星があります。

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ハヌマーンもタイ人にすごい人気ですね。
大砲がなんとなく性的w

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船名は、ルア・クラビー・プラープ・ムアンマーン(เรือกระบี่ปราบเมืองมาร)。
The Krabi Prab Muang Mara Barge。


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これで最後で、エスコート船。
小さめな船ですが・・・

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やはり装飾画が素晴らしいですね。
ナークが描かれています。
ナークにはトサカがあるんですけど、これは船首がトサカになってるんですな。

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船名は、ルア・エーカチャイ・フーンハーウ(เรือเอกไชยเหินหาว)。
The Ekachai Hern Hao Barge。

おっと、パネルに僕の手が反射してますが、お気になさらずw

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あれ?プラ・ナーラーイ・ソン・スバンがここにもあるぞ?
なんでしょう?

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どうやら、前出の船の船首のプロトタイプのようですね。
「ラマ3世時代にクルッが作られ、4世のときにプラ・ウィサヌが足された」、と書いてあります。
ラマ3世っていつ?・・・年季が入っています。
(ラマ3世の在位は1824〜1851年)

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後ろから見たところ。

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という感じで満喫させていただきました!
細かいところまで見ごたえがあります!
こういうのに興味がある人にはお勧めですよ!


ところで、この博物館、すごい路地裏を通った先にあるんですよ。
タクシーで直接に館の前まで行けません。

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このような路地をずっと5分ほど歩いた先になります。
ちゃんと案内板があるから迷うことはないでしょう。

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市井の人たちの暮らしを垣間見ながら歩くのもいいかと思います。

僕はシリラート病院の死体博物館を見た後にここにバイタクできました。
それだとバイクでここを通って入口前までいってくれます。

市井の暮らしとロイヤルな空気を感じることができる王室御座船博物館、訪ねてみてはいかがでしょう?
営業時間9〜17時。




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posted by たーれっく at 17:29 | Comment(2) | タイ観光