2017年01月06日

大ブランコとその周辺

ワット・スタットについて2回詳しくレポートさせていただきました。

次は、一番目立つあれですね!

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ジャイアント・スウィング(The Giant Swing)ことサオ・チンチャー(เสาชิงช้า)です!
サオが柱で、チンチャーはブランコであります。
高さ21メートルで、鳥居に似た形状が印象的。(現在のものは2007年に改築)

これは、1784年にラーマ1世の命によって建てられたバラモン教の儀式のための施設です。
毎年タイ太陰暦の2月、プラ・イスワン(シヴァ神)が10日間だけ天上から人間界に降りてくるという期間があり、その時期にトリーヤムパワーイ(ตรียัมปวาย)というお祭りをして迎えたそうです。
その儀式が、ロー・チンチャーといって、このブランコに小さな小舟を吊るし、4人の司祭が揺らして高い柱に吊るしたお金の入った小袋を口で取る、というものであります。
え〜〜、なんの儀式? 誰が考えたの??

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わかりやすく写真で見せます。
高いときは水平になるまで小舟を揺らしたそうですから、落ちて死ぬ人が多発!
1935年にラーマ7世によって中止命令が出されて現在はこの儀式はやっていません。

タイ政府観光庁のページには、「ワット・スタットに王族がこの儀式を見学するための4つのパビリオンがある」、と書かれています。

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どれかなー、と探したんですが、チケット売り場を始めとする、現在倉庫になってるこれらの建物ですね、たぶんw
いいのか?

そして、シヴァ神を迎えるこのトリーヤムパワーイという儀式は、現在でも形を変えて行われているのです。

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それは、ワット・スタットの斜め前にあるこちらの建物。
テーワサターン(เทวสถาน)と書かれています。
テーワサターンは「聖地」という意味で、正式にはボート・パラーム(โบสถ์พราหมณ์)というようです。
ボートが堂、パラームはバラモン。
バラモン教(ヒンドゥー教)のお堂ですね。
バラモン教とは古代インドから伝わる宗教。 長い年月を経て形を変えてヒンドゥー教になります。

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こちらも、1784年にラーマ1世の命によって建てられた施設。
現在はすごくきれいなので、最近建て直されたんでしょうね。

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入口には、立派なプラ・プロム(ブラフマー神)の像が祀られています。

そして、その奥にはお堂が3つ並んでいます。
そのお堂には、それぞれプラ・ピカネート(ガネーシャ)やプラ・ウィサヌ(ビシュヌ神)など、個別で美しい像が祀られています。
大変精巧で素晴らしい像なんですけど・・
こちら、プラ・プロム以外は撮影禁止なのですよ!

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位置関係。

関係者のかたに「インターネットで紹介したいんで撮影させてもらえませんか?」と聞きましたら、一笑に付されました・・・
しかも、そのあと見学で回っていると、撮影しないかずっと後をつけられ監視される始末。
ひどいっす! なぜそこまで撮影禁止にこだわる??

そんなこちらで、トリーヤムパワーイの儀式が形を変え毎年タイ太陰暦2月に行われているみたいであります。
しかもその、シヴァ神が降臨するタイ太陰暦の2月ってまさに今!
テーワサターンのウェブサイトにも、トリーヤムパワーイのスケジュールが(オールタイ語で)出ております! こちら(オールタイ語)

というわけで、早速行ってまいりました!(2017年1月5日) が・・・

え?? なにもやってない・・・

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ちゃんと敷地内の掲示板にもイベントの張り紙があるんですが・・・どういうこと??

なんとも空振りで、がっかりしてこちらを後にするのでした。


場所。


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ワット・スタットのすぐ隣(東側)にはテーワーライ・プラウィサヌ(ヴィシュヌ・テンプル)なんてのがあります。
ビシュヌ神を祀る祠ですね。

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こちらはかなりのインドスタイル。


場所はこちら。

ワット・スタットを彩るヒンドゥー教の影響を色濃く感じるこれらの施設。
ワット・スタット見学の際には合わせてどうぞ!

この周辺は仏像屋通りでも有名ですよ!
参考記事「仏像屋通り バムルンムアン通り」




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posted by たーれっく at 19:01 | Comment(4) | タイのお寺
この記事へのコメント
ブランコ、当時はかなり危ない催しだったんですね!ジャイアントスイングなんて遊園地で聞いた名前ですが、あれも安全とわかってても怖いですもんね。

プラプロムの像はかっこいいですねー。僕が阿修羅像かと間違えた神様ですね!仏像屋通りに行く時に一緒に見学したいですね!
Posted by 大阪のヤス at 2017年01月09日 08:53
大阪のヤスさん

>ブランコ、当時はかなり危ない催しだったんですね!ジャイアントスイングなんて遊園地で聞いた名前ですが、あれも安全とわかってても怖いですもんね。

あんな儀式、誰が考えたんでしょうね?
やはり落ちて死ぬのがみんな見たかったんでしょうか?
当時の娯楽だったのかも?

>プラプロムの像はかっこいいですねー。僕が阿修羅像かと間違えた神様ですね!仏像屋通りに行く時に一緒に見学したいですね!

こっちのプラプロムは今一つ人気がないですね〜。
撮影禁止にするからだと思っています(根に持つw)
この辺りは見ごたえがあるし、古いカフェとかあっていい雰囲気ですよ〜。
Posted by たーれっく at 2017年01月09日 20:12
この巨大ブランコって地方に行くとお祭りのイベントみたいにやってた気がしますね、思い違いでなければw

かなり危険っぽくて参加はしませんでしたねぇ。でも、けっこうな人がワーキャー言って乗ってた気がします。だって、支柱がギシギシ言ってるんですよぉ(>_<)
Posted by Edge80 at 2017年01月09日 20:18
Edge80さん

>この巨大ブランコって地方に行くとお祭りのイベントみたいにやってた気がしますね、思い違いでなければw

この祭りに似たような行事やってたんですか? 
さすが火の国!

>かなり危険っぽくて参加はしませんでしたねぇ。でも、けっこうな人がワーキャー言って乗ってた気がします。だって、支柱がギシギシ言ってるんですよぉ(>_<)

この儀式考えた人はどういう思考回路なんですかね?w
たしかにブランコで水平になればなるほどトランス状態で神に近づけた気がしないでもないですけど、無茶すぎるw
Posted by たーれっく at 2017年01月18日 08:44
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