百年市場を抜けると、そのままお寺の境内になります。

ワット・バンプリー・ヤイナイ(วัดบางพลีใหญ่ใน)というお寺。
といっても、屋台街が周りを囲っているので、さきほどの市場の延長のような感じ。


たくさんの屋台や食堂が並んでいます。
ここは2回来ていますが、初めて来たときは日曜日だったので、それで屋台が多いと思っていました。
しかし、平日行っても同じように屋台はやっていましたですw

魚に餌をやるタンブン(功徳)。
これだけ豪快に食べてくれるとエサのやりがいもありますね。
タイの川や池は大体どこもこんな感じです。

なぜかいつ行っても入れないお堂。
中が気になる・・・

その堂の窓下を支えるヤック。

巨大な鶏の像が迎えてくれます。
顔、怖いw
こちらのワット・バンプリーヤイナイは、16世紀のアユタヤ朝時代にナレースワン王が戦争に勝ったことを記念してつくられたそうです。
当時のこの寺の名前は「ワット・プラップラー・チャイチャナ・ソンクラーム(วัดพลับพลาชัยชนะสงคราม)」といったようです。
ワットは寺、プラップラーはお堂(東屋的な)、チャイチャナが勝利、ソンクラームが戦争という意味です。
時代がたちワット・バンプリー・ヤイナイと名前を変えました。
(参照サイト)

そのナレースワン王が闘鶏が好きだったことを受けて、タイでは鶏がよく祀られます。
勝利とか強運の守り神的な存在なんでしょう。

特別に設けられた礼拝所があります。
バックの描かれているヤックの顔がかっこいい!

ヤック。

中央に、プラ・ラーフー(ラーフ神)さん。

そして、プラ・ピカネート(ガネーシャ)であります。

その横に仏像が祀られているんですけど、その後ろに注目〜!
ハヌマーンがいっぱい!

ハヌマーンヘッドの船。


そして壁にもハヌマーンのレリーフ。
本堂に入る前に、このお寺のもう一つの見どころをチェックしておきましょう。
それは、トイレであります。

本堂の左側にありますよ。
こちらです。
靴を脱いで建物に入ります。



そこにありますトイレは、鏡張りでありますw
撮影スポットがいたるところに!

はいりましょう。 自動ドア。




中にも撮影スポットはいっぱい!
個室は男女兼用。
たくさんの人が並んでおります。

男性用小トイレは一画にあります。
こっちはすいていますw
日本の高速道路のサービスエリアからヒントを得たんでしょうか?
話のタネにぜひどうぞw
本堂に入ります。
その前にもし参拝する方は、お花線香ロウソクの参拝セットをまず購入しておきましょう。

売っているのは、ハヌマーンの正面になります。
こちらで、20Bを箱に入れ、係りの人から参拝セットを受け取ります。
そして、本堂エリアへ。
まず靴を預けます。
本堂の中が土足禁止は普通ですが、本堂周辺も土禁なのはレアですね。
かなり大きい寺の証拠。

まず、お堂の左右に仏像が祀られているので、そこで参拝です。

やり方は、周りに人がいっぱいいるので真似すればいいかと。
お花と線香と蝋燭を捧げ祈ります。
紙にはさまれた金箔だけ持っておいてください。

右と左に同じようにありますが、違いはあるんですかね?
好きなほうでやればいいかと。
お堂の裏に回ってみましょう。
回廊にはずらりと仏像が。

本堂裏の柱には照明係のキンナリー。

キンナリーの男バージョン、キンノーン。

動物たちが釈迦に集う像。

菩提樹があり、丁重に祀られています。

菩提樹の周りには仏陀像がずらり。

クワンイム(観音様)まで祀られてますよ。
黄金の観音像。

このルーシー(仙人)はどなたでしょうね?

こちらにもズラリと神様が。

別角度から。
奥がプラ・プロム(ブラフマー神)、手前右から、プラ・メートラニーさん、プラ・プロムさん2体目、千手観音さん。
本堂に入ります。

皆さん熱心にお参りしております。
周りには立派な壁画が施されております。


釈迦の一生を描いています。
大きくて西洋的な力強いタッチですな。
見応えがあります。

ご本尊は、ルアンポー・トーさんであります。
タイではルアンポー・トゥアットさんと並んでツートップで大尊敬されている高僧です。
プラクルアンというタイのお守りでもよく描かれています。
ラマ4〜5世時代のかた。

ここのご本尊は金箔が貼れるのです。
こんなご本尊は見たことがありません。

皆さん、ペタペタと金箔を貼っております。
先ほどとっておいた金箔を貼りましょう。

ただし!注意書きがありますね。
上には「子どもをルアンポー・トーさんに乗せない」と書いてあります。
記念写真で乗っけちゃう人がいるんですな。
下は、「偽の金箔を貼らない」(そんな人いるの??)
「貼るのは腕だけ」、とあります。

でも、体中に貼られた跡がw
みんな貼ってる割にはごつごつしていないのは、定期的に取っちゃってるんですかね?
地元の人を中心に熱烈に信仰を集めているこちらのお寺。
百年市場とセットで訪れてみてはいかがでしょうか?
そして、もうひとつすごいお寺がこの近くにあります。
余力があればそちらもぜひ!
詳しくは、次の記事で。
ワット・バンプリー・ヤイナイの地図。
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