2017年11月3日からプレオープンです。
LHONG1919は、ロン・ヌンカーオヌンカーオ(ล้ง 1919 )と読みます。
ロンは中国語で「廊」と書いて、ギャラリーという意味です。
(追記:下の動画を見ると、当時このような船着き場を「火船廊(フアチュアンロン)」と呼んでいた、と言ってますね。その廊とギャラリーの廊をかけているんじゃないかと推測。あくまで推測)
こちらは、1850年ごろ中国との貿易が盛んなラマ4世の時代にできたオフィスと倉庫が集まる貿易港で、1919年まで使われていたそうです。
それ以降荒れ果てていたのを、今回タイ文化省や中国サイドの協力のもと修復されたとのことです。
(参考サイト「เปิดแล้ว!! ล้ง 1919 (LHONG 1919) ที่เที่ยวใหม่ ใจกลางกรุงเทพฯ」)
早速行ってみましょう。

まずは、いい感じに朽ち果てた倉庫の壁がお出迎え。

入口には大きな中華壁画があり、撮影のための行列ができています。

この絵がランドマークですね。

中に入ると、コの字型に倉庫が建っております。


中央には屋台が並んでいます。

中華祭壇があります。
「吉祥如意」と書かれていますね。
意味は、「思うがままに幸運を」。

看板のタイ文字は、「カーイ・トゥープ」。線香はあっちで売ってるよ、という意味。
お参りする人もたくさんいます。

ショップは、倉庫の個室をそのまま使っています。
恐ろしいほどおしゃれで雰囲気があって、逆に近寄れません。
高級店が多いですね。

皇帝の服、か何かですかね?

この倉庫の無機質な感じ、分厚い壁、時代を感じさせて雰囲気がすごくいいです。
修復はほんとに気を使ってお金をかけているのがわかります。

一室が祭壇用の部屋になっていて、自由に入れるみたいなので入ってみました。
当時航海の無事を祈るために造られた神棚のようです。
今は商売繁盛かな?

ううむ、なんという高級感。
中華なのに下品さがない。

2階部分は残念ながら階段にロープが張られて登ることができません(一部可)。
これはのちに語学学校など文化的方向に利用していくそうです。

登れる部分の2階を見てみましょう。



こちらは、細かく描かれた壁画を見ることができます。
この壁画は今回のために時間と手間をかけて修復したようです。
その模様をYOUTUBEで観ることができます。
相当な手間をかけております。


そのためか、ガラスケースで保護されております。
このガラスが光を反射して、まったく写真に写すことができませんw

現場に行ってじっくり観ましょう。

2階から望む中庭。

2階にも祭壇部屋があります。

やはりゴージャスですな。

倉庫の裏側に回ってみます。

雰囲気のある門を抜け・・・

ここも見事なまでに撮影スポットであります。


壁に生えた草がまたいい味を出しております。

壁画がありますね。
マレーシアのペナン島にある壁画をパク・・・彷彿とさせるタッチ。
窓は本物。

これ、もともとは右のコの足元に灯油缶が置いてあったみたいですが、危険だったのか撤去されたみたいです。
表側へ。

「LOTUS」というタイトルのオブジェ。 どこが?

こじゃれてるなぁ。
こじゃれすぎてて中に入れない・・・

こちらにもでかい壁画が。

トイレの入り口にあった壁画。

この辺りは川も近く、カフェやレストランが並びます。


対面には倉庫、というかギャラリーですかね。
多目的ホール。

中はこんな感じ。
柱が多すぎない?
中庭にはライブができるようにステージが設けられていました。


チャオプラヤー川が見えます。

川を望む立ち飲みバー的なテーブルが設置してあります。
張り紙があって、「危険だからここに座るな」と書いてあります。
確かにここに座ってひっくり返ったら大変!

でも、川辺はいいですな。
これで天気が良ければ。

すぐそばに船着場があるんですけど、ほとんど使われていないようです。
これを活用すればお客さんもっといっぱい来ると思うのに。
今後使っていく予定かな?
以上ですね。
まだオープンしたてでフル回転で営業、という感じではないです。
これからの展開に期待したいです。
最近のタイの観光スポットはインスタ映え、FB映えが前提となっております。
こちらも見事に撮影スポットがそろっているのでその点ではとても楽しめると思います。
また、恐ろしく雰囲気がいいので、これは実際に来て体験してもらいたいところ。
営業時間は、月〜金が10:00〜20:00
土日が8:00〜20:00.
朝からやっているんですね。
夜が早い。
行き方は、僕はタクシーで行っちゃいましたが、船で行くのが一般的のようです。
BTSでサパーン・タクシン駅へ。
サートーンの船着き場へ。

ここからシープラヤー船着場を経由してロン1919への無料送迎ボートが出ているそうです。
もしくは、
サートーンからラーチャウォン船着場へ(どの船も行きますが、オレンジ旗の船が便利)。
そこから対岸のディンデーン船付き場にまた船で渡ります。(有料)
そこから徒歩(900メートル。ただし、複雑なくねくね道)か、トゥクトゥクなどで。
タクシーは、BTSクルントンブリー駅が一番近いようです(約2.5キロ)。
そこからタクシーで。これが一番楽かと。
タクシーの運ちゃん、たぶんロン1919のこと知らない人が多いと思うし、ロン1919が通じない可能性が高いですけど、頑張って伝えてください。
バンコク最新観光スポット、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか!
LHONG1919の地図。
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