チェンライにある注目のお寺、3つ目は、チェンライ県メースワイにあるワット・センケーオポーティヤーン(Wat Sang Kaew Phothi Yan วัดแสงแก้วโพธิญาณ )であります。

チェンライの、まだ新しくあまり人に知られていない、穴場観光スポットですね。
仏教テーマパークのようで、大変ユニークです。 お勧め。
ただ、チェンライ市内からは56キロほど離れていまして、行くのは少し大変です。
チェンライ〜チェンマイ間のバスも通る幹線道路から、メースワイにある山道に入り1.5キロほど登ったところにあります。
行き方としては、僕はチェンライからレンタルバイクで向かいましたが、タクシーなどチャーターして向かうのが楽でいいかと思います。
車でチェンマイ〜チェンライ間を走る方は、道中にありますので是非ふらりと寄ってみてください。
それでは、詳しく解説・紹介していきます。
2006年、何もないただの山だったこの地にクルーバー・アリヤチャート・アリヤジットー(ครูบาอริยชาติ อริยจิตฺโต)という当時26歳の若き高僧がやってきて、簡素な僧房を建てました。
徳の高いクルーバー(導師)に感銘を受けた村民が、協力しあってこの地に大寺院を建てることを計画。
わずか10年でここまでデカいお寺になっております。
(参考サイト:วัดแสงแก้วโพธิญาญ @แม่สรวย เชียงราย )
ものすごいボリュームなので、さくさく紹介いたしましょう。
境内に入ります。

その入り口には3体のシンがいますが、何かくわえていますね。

トラをくわえています。

こちらは猿を。 足元の子シンも猿の手をくわえています。

こちらは女性をくわえています。
ハヌマーンは助けようとしているんでしょうか?

お寺の全体地図ですね。
イラスト化されたクルーバー・アリヤチャートさんが「ようこそ我が寺に!」とご案内。
それでは詳しく解説していきますが、参考サイトはこのお寺の公式動画になります。
タイ語がイマイチなので、解釈が間違っていたら教えてください。
(参考動画:วิดิโอแนะนำสิ่งก่อสร้างต่าง ๆ ภายในวัดแสงแก้วโพธิญาณ)

広大な広場があります。
このお寺は三つの世界が表現されていて、この広場から門までが「人間界」にあたるそうです。

ここからが「天界」になります。
シンを始め、神様がお出迎え。

シン。

ナーガ。

とてもかわいらしいプラ・サンガッジャーイさん。
おへそにお賽銭を投げて入るとラッキー!

プラ・ウパクッさん。人気ありますね。
門をくぐります。

ターワダー(テーヴァ・天人)のレリーフ。

美しい。

門をくぐると、円形の広場がありまして、中央には鐘を担いだ天人とヤック(鬼)。
善いことをすればよいところへ、悪いことをすれば悪いところへ行くということを表しています。


ヤックは煙草や酒を持っていたり、スニーカーを履いてスマホを腰にさしております。
えー、スマホやスニーカーは悪いことなのー? 厳しいなぁ。



その周りにはたくさんの天人の聴衆と、方角を護る四天王がいらっしゃいます。




四天王はみな指をさしていますが、これは「お前はいいことをしたか?悪いことをしたか?」という裁きを下しております。
つまりここは裁判所なのですね。

左に門があるので、出てみましょう。

ホーラカン(鐘楼)ですね。

それを護るトゥア・モーム。 シンとドラゴンのハーフ。


右に行くと、ホートライ(経堂)。 お経が納められたお堂。

こちらもモーム君が護っております。

1階のお壇。
2階にお経を納める棚があるみたいですが、行けず。
戻って中央を行きましょう。

裁判官がいます。

礼拝堂を護る7つ首ナーガ。

階段を登り礼拝堂へ。


この象鼻はノック・ハッサディンという、天国まで飛んでいける鳥だそうです。
鳥なの??


ヤックも護っております。

ゴージャスな堂ですね。
ランナー様式も混じっております。


壁には金箔で描かれたたくさんの仏様。

5体の仏像が祀られており、中央がお寺の名前でもあるプラ・センケーオポーティヤーンさんだそうです。



この礼拝堂は周りの装飾も美しいですね。

インスタ映えであります。

お堂裏側に釈迦如来立像。

このお堂裏から橋が伸びていまして、三番目の世界「涅槃」に繋がっていますが、まだ天界を全部見ていないので渡るのは我慢我慢。

礼拝堂の左側にあるお堂へ。
こちらがこのお寺の本堂になります。

本堂脇に魚に乗ったプラ・ウパクッさん。愛されキャラ。

本堂を護るナーガ様も勇ましい。

黄金のバイ・セーマー(結界石)。
この結界石があるのがお寺の本堂の証になります。
本堂とは、言うまでもなくそのお寺で核となる一番重要なご本尊のあるお堂。

そこを護る2人のヤック。

寝ているのがヤック・ラップ。夜の番人。寝ててどうする!

起きているのがヤック・トゥーン。昼の番人。

中は実にシック、しかし贅沢。

赤地に金箔で描かれた美しい仏画。


地獄も描かれていますね。

立派なご本尊であります。

その横に細長ーーい建物がありまして、両端に仏様が祀られております。


ええ、頑張って往復して写真撮ってまいりました。

さて、それでは橋を渡って「涅槃」に参りましょう。

橋の中央にプラナーラーイ・ソン・スバン。 クルッ(ガルーダ)に乗ったプラ・ナーラーイ(ビシュヌ神)の像。
さてさて涅槃はどうでしょう。
まだ半分ですよ!
続く。
ワット・センケーオポーティヤーンの地図。
ブログ応援よろしくです!
下のバナーをクリックするとランキング投票になります。
ランキングサイトに飛びますので、タイ関係のいろんなブログに出会えますよ!
