2017年11月14日

国王火葬式場、一般公開 プラ・メールマート


王宮前広場(サナームルアン)にて行われたラマ9世ことプミポン・アドゥンヤデート国王の火葬の儀で使用された施設が一般公開されているので、見学してまいりました。

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火葬の儀が行われたお堂は、プラ・メーンもしくはプラ・スメーンorプラ・メールマートorプラ・スメールマートと呼ばれています。
一般的には、プラ・メールマート(พระเมรุมาศ phrá meerúmâat)と呼ぶことが多い印象。

ラマ9世国王は2016年10月13日に崩御され、火葬の儀は2017年10月26日に行われました。
1年間かけて準備されたプラ・メールマートは、タイで一流の職人・アーティストが国の威信をかけ、王様への敬愛と匠の技を結集した豪華絢爛な国宝級芸術品の結晶で、この機会を見逃すわけにはいかないのです。

一般公開は11月2日より30日まで。
当初はお堂の中腹まで出入りが自由でしたが、現在は周囲に柵がめぐらされ、遠巻きでしか見られなくなりました。
初日にさっそく魚の像の盗難や破損があった模様です。

一般公開が終わるとこれらの施設はすべて解体され、元の広場に戻ります。
作品は宮内庁管理のもと寺院や博物館、タイ国立公文書館などで展示されるようになるそうですが、一同に見る機会はこれっきりですので、見られる機会がある方は見ておいて損はないかと思います。
(追記:一般公開が2017年12月30日まで延長された模様です)

ちなみに王宮前広場(サナームルアンสนามหลวง)は、王族の火葬専用広場のため当初は火葬広場(トゥン・プラメーンทุ่งพระเมรุ)と呼ばれていましたが、聞こえがよくないということでラマ4世が現在の名称に改名した、と「地球の歩き方」に。





前置きはこれくらいに。
僕が行ったのは2017年11月13日(月)午前9時ごろであります。
事前情報によれば、タイ人入口と外国人入口があって、1時間半ほど待たされて入場、との話でしたが・・・

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入口は一カ所で、タイ人外国人一緒でした。
パスポートの提示も必要とのことでしたが、何もチェックは無し。
服装も、さすがに短パン、ジーンズ、ノースリーブ、サンダルの人はいませんけど、色はかなりカラフルで自由ですね。

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入ると、国王カードと水、サンドウィッチがもらえます。

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広大なエリアに椅子がずらりと並んでおります。

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ものすごい数の扇風機もずらりとセッティングされております。

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でも、比較的人は少ないですね。
座って待つのですが、15分ほどで入場。

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人が少ないとにらんで平日に来たのですが、学生が多いです。
課外授業の一環として団体で来ております。

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あいにくの曇天ですが、おかげでそんなに暑くなくてよかったです。
写真的には残念な感じですけど。

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ああ、あそこに登りたかったなぁ。

プラ・メールマートにある像などの詳細は次の記事にて。
「国王火葬式場、プラ・メールマートの神様たち

このメインのお堂を中心に、周りを囲むようにパビリオンが大小7つ建っております。
それらはテーマごとに関連する展示がなされております。

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一番大きな行列ができているパビリオンに並んでみました。

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この建物のわきに犬の像があります。
右がラマ9世が飼っていたトンデーン君。
CGアニメの映画にもなりました。
左は、ラマ9世がスイスに留学していた時に飼っていた、ジョーチョー君という犬。

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中は冷房完備(このパビリオンだけ)、国王の生い立ちから功績を紹介するパビリオン。

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壁には細密な壁画が施されております。

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国王はレスキューのボランティアに熱心だったそうで、なので国民はレスキュー隊員に特別な感情があるのだそう。(同行した某タイレスキュー隊員談)

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国王が使用した机。

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こちらにも壁画が。

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びっしりと国王の功績がパノラマで描かれております。
国王はわかりやすく明るく後光がさしております。

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国王を探せ!
あ、トンデーン君?

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こちらにもありますね。
全部で3枚。

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ほんとに細かい。

こちらで「劇がある」、みたいなことをアナウンスしていましたが、特にありませんでした。
タイのフリーペーパーには「伝統舞踊を自由に鑑賞できる」とありますが、どこかでやってたんですかね?


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ほかのパビリオンも周ります。

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こちらは、外周を飾る像と同じものが展示されていますが・・・

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これってレプリカ? 
この展示のために用意したんでしょうね。
なんという力の入れ方!

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ほかのパビリオンもざっと紹介。

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こちらのパビリオンが素晴らしく、やはりたくさんのレプリカが展示されております。

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パネルには「ゴムの鋳型(Rubber mold)」とありますね。
つまり、これらはゴム製なんでしょうか? 鋳型がゴム製ってこと?

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周りにタイ語・英語で解説されたパネルがあるんですけど、当然意味は分からず。

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そして、これらの作品はこの展示のために造られたのでしょう。
すごいことです。

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お堂の中腹を飾る壁画のパビリオン。

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これらはさすがに複製ですね。
実物大ですかね? 身近でじっくり観られるのはありがたい。

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パネルで解説。

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下絵スケッチの実物なんかもあります。

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とにかく、見ごたえは恐ろしくあります。
一度入場したら何時間でもいられるので、気のすむまで見て行くといいかも。
僕は2時間ほど見て回っていました。

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退場するときに絵葉書と切手がもらえます。
上が絵葉書。 9種類用意されていて会期によって配る絵柄が変わるそう。
下が50Bの王様切手。 将来価値が出るかも?

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ちなみに、こちらが入る時にもらえるもの。
左が王様カード。
右が会場案内のガイド(オールタイ語)。未確認情報ですが、この表紙を専用アプリで見ると立体に見えるとか?

入場は7時から22時まで。
夜はライトアップが美しいそうです。

あと少しの会期、もしかしたら延長するかもしれませんが、残りも短いのでまだ行かれていない方はぜひ足を運んでみてください。(注:延長されました)

「国王火葬式場、プラ・メールマートの神様たち」編に続く!



王宮前広場の地図。




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posted by たーれっく at 09:00 | Comment(6) | タイ情報